遊び心無限大?
お世話になっております。株式会社エースプロの佐川と申します。
表題の件、M-1グランプリ第1回戦の結果のご報告をいたします。
10月1日土曜日、第1回戦会場である愛知県は名古屋市に降り立った私達コンビエースプロ。
この時間帯はまだ二人とも緊張感なく、観光気分で楽しく写真なんか撮っておりました。
とりあえず予選会場で記念撮影。まだ二人ともリラックスし、余裕の面持ちです。
中元さんは決め顔を見せる余裕すらあります。
私達が会場についたときにはすでに出場者の予選が始まっており、入場料を支払えば、誰でも入場しネタを見物できる状態でした。
会場に入場。
中元『え??遼君なにこれ?』
佐川『あれ?思てたんとちゃう。なんか普通に客おるやん!てかMC笑い飯やん』
中元『遼君これやばない?』
佐川『帰る』
中元『パチンコ打ちに行こ』
佐川『5スロ打と5スロ』
1回戦は企業の面接のように、会議室のような場所で、数人の面接官のような人達が腕を組みながら渋い顔をして審査するというものを勝手に想像していた私達は、このとき猛烈に逃げ帰りたくなっていました。
会社全体のライングループではすでに皆さんから応援のメッセージが・・・
そそくさと逃げ帰るわけにはいけません。
腹をくくったコンビエースプロは、近くの公園でネタ合わせをし、迷走し、何を思ったか1時間前にボケとツッコミを入れ替えるという暴挙に出、それでもなんとかネタを通せるようになり、挑んできました。
途中、参加費のたった2000円が2人とも財布の中に入っていないというアホみたいなトラブル
に見舞われながらもなんとか舞台裏へ
MCの笑い飯にお疲れ様です!!と業界人面しながら挨拶をし、待機。
あと3組。あと2組。前のコンビが次々と舞台へ飛び込み、散っていきます。
ネタが飛んでいたコンビもいました。
あと1組。舞台裏で2人が交わした最後の会話は
『終わったらパチンコ打ちに行こな』
でした。
携帯で録音していたボイスメモです。初めてのステージネタをご披露します。(音が拾い切れておりませんが)
数時間後、M-1のWEBサイト上の敗退の二文字を見て、私は思いました。
反省点は山程あります。
テンポが悪い。滑舌が悪い。完成度が低い。時間足りてない。根本的に面白くない・・・
しかし、そんなことよりも、何より私達は、株式会社エースプロがかかげる『遊び心無限大』な漫才ができたか。
答えはノーです。技術では勝てるわけがない素人漫才、せめて遊び心だけは無限大な所を見せ付け、爪あとを残すべきでした。
しかし
ステージを降りた時、2人とも笑い合っていたこともまた事実なのです。
コンビエースプロは、確かにあの瞬間、笑いを取ったのでした。
結成約2ヶ月。M-1グランプリの出場権利は結成後10年間。あと9回も出れるじゃないですか!!
まだまだこれからです。
コンビエースプロをこれからもよろしくお願い致します。
とりあえず地域の漫才コンクールみたいなものに参加して賞金がほしいです。